Q. 名前が短いと、どうしてもライフレッスンナンバーが出やすくなってしまいます。なるべく長い名前にしてライフレッスンナンバーをなくす方がいいのでしょうか?
A. 極端に偏っているのでなければ、必ずしもライフレッスンナンバーがあるのが悪いことだとは思いません。満遍なく数字があるほうがバランスは取れているかもしれませんが、それが良いかどうかは結局その人次第です。ライフレッスンナンバーを克服するとその面で人一倍強くなれますし、場合によってはライフレッスンナンバーがあることでプラスに働くこともあります。ワーキングネームや屋号、雅号など別名をつけてある程度補うこともできますが、その人が持っているエネルギー(意識)の配分を表しているだけなので、あまり気にしなくても良いのではないでしょうか。
以下、詳細です。
まず、ライフレッスンナンバー(LL)とは、名前の中にない数字のことです(名前から数字への変換表はこちらのページをご覧ください)。そのネーミングからも、なんとなくLLは「現在の自分に欠けているもの」として悪く捉えている方も多いかもしれませんが果たしてそうでしょうか?全体にバランスが良いほうが世渡りはしやすいかもしれませんが、それが幸せとは限らないと思います。
前向きにチャレンジする人であれば苦手意識があるからこそ努力したり、その分野が得意な人と協力したり、そこをきっかけにして自分の道がひらけることもあります。そうでなくても「自分はこの方面にどうせ興味もないし、気にしなくていいや」と開き直って切り捨てることで特定の領域に特化することもあるでしょう。
また、LLを持つ人はその数字のポジの面が薄いのと同時にネガの面についても薄く、結局のところプラスマイナスゼロなのではないでしょうか。たとえば、LL7の人であればものごとを突き詰めることは人より浅いかもしれませんが必要のない他人批判もあまりしないでしょうし、LL2の人であれば人の意見を聞くことは苦手かもしれませんが、そのぶん人の顔色を伺うことなく自発的に動けるはずです。
一方で、ライフパスナンバー(LP)やディスティニーナンバー(D)、ソウルナンバー(S)などとLLの数字が共通している場合は意識が捻れやすいと一部では言われているようです。自分の行動パターン(LP)の数字なのに意識はそこに重きを置いていなかったり、本来なら幸せ感につながること(S)なのにスルーしていたり、たしかに一筋縄では行かないように見えますね。
もうひとつのポイントは、コアナンバー(LP、D、Sなど)と共通するLLを持っていない人には、これがなかなか理解されにくいということです(マスターナンバーさんが一桁さんから不思議に思われるのと似ていますね)。「わざわざ遠回りする道を選んでしまう」「素直に受け取ることができない」と真剣に悩んでいるのに「なんでそんなややこしいことするの?」「考えが足りないんじゃないの?」と、あっさり片付けられることもあります。
とはいえ、世間を見渡せばこのタイプで活躍している人はいくらでもいて、LLと社会での成功はほぼ無関係のようです。LLで損することは特にないのですが、心の内で常にモヤモヤした感じがする方は、本名にない数字を別名で取り入れるのも数秘術的には有効な手段です。
ただ、その場合でも本名(生まれたときの名前)は残ったままなので根本から解決するわけではありません。問題の本質はありのままの自分を認めることだと思いますので時間をかけて自己観察してみてはいかがでしょうか。
数字の意味の解説を読む
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