Q. 私はライフパスナンバー11なのですが、なんとなく他の人より困難が多いような気がしています。傍から見てて3の人は悩みが小さそうで羨ましいです。数字によって幸せになりやすかったり、なりにくかったりするのですか?
A. たしかにライフパスナンバーがマスターナンバー(ゾロ目)の人はなんとなく生きづらさを感じる傾向にある気がします。ただ、価値観は人ぞれぞれですので、悩むポイントも人それぞれ違います。一桁の数字の人を見て「えっ?そんなことが悩みなの?気楽でいいよねえ…」と思われるかもしれませんが、生きづらさとはまた別の苦しみを抱えています。人と比較してモヤモヤするより自分を活かすことを考えましょう。
以下、詳細です。
ゾロ目さん、いらっしゃいませ。筆者もLP33ですので、いわゆる人並みの生活を送るのが苦手です。そんな生き方でいいのか、もっとちゃんとしろ…と一桁さんには散々に言われますが、残念ながら世間一般に合わせることは自分を抑え込むことでしかありません。6モード(3+3=6)で生きれば一時的には社会に馴染めますが「なんか、違う」というモヤモヤは拭いきれません。
11さんであれば2モード(1+1=2)で控えめに生きていれば波風は立たないでしょうが、対人関係で何かとストレスが多いと思います。あるいは自分のことがよく分らなくなり、なにもかもが嫌になることもあるかもしれません。2モードでは「誰も自分の才能に気がついてくれない、自分でも活かしきれない」「まわりから高圧的な対応をされる」など、やはりモヤモヤするでしょう。
マスターナンバーの中でも特に11と33は、本来奇数なのに一桁モードではそれぞれ2と6で偶数になってしまいます。社会で生きていく以上はある程度一桁モードを使いこなさざるを得ないのですが、奇数と偶数が自分のなかに共存するのが苦しさの原因だと筆者は考えています。奇数と偶数を切り替えるにしても、両立させるにしても、決して楽なことではありません。
だからと言って、マスターナンバーが不幸の象徴というわけではありません。例えば…いつも明るく楽しそうで、要領が良くて、口だけで世渡りして、反省はうわべだけで、美味しいとこ取りしている気楽そうな3さんなら、表面的な人気はあってもいい加減に扱われたり馬鹿にされたり信用されなかったり、という副作用があるわけです。
もっと言うとしっかり考えて生きている7さん、8さん、9さんあたりには一貫性がなく浅いのを見抜かれて軽くあしらわれますし、4さんの正論には歯が立たず、行動力のある5さんには子分みたいに振り回されてしまいます。結果として、何をやっても中途半端な自分に嫌気が差して、さらには人気者の仮面の下で孤独を感じてしばしば落ち込みます。
まあ、落ち込んだところですぐに復活するのですが、これまた真剣に悩み続けないがゆえに浅いままで堂々巡りをしてしまい、ついには他の数字の人が羨ましく見えてしまうのです。11さんからすれば自業自得のスケールの小さい悩みかもしれませんが、それが行動パターンというものです。結局のところ楽な数字などありません。要は、自分の数字の特徴を、他の人が羨ましがるほど活かしてしまえば良いのです。
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