4の倍数ジョークはさておき、相手の数字が分かる大きなメリットがひとつあります。
日本人は特にそうなのかもしれませんが、よほど親しい関係でない限りは話をしていても本音を言ってくれないことが多々ありますよね?たいていの場合は悪意ではなく気づかいとしてあえて言わないわけですが「遠慮せずに言ってくれたらいいのに」と思うことは皆さんもよくあるはずです。さて、ここで数秘術の出番です。
1さん「どっちのお店に入る?」
6さん「どっちでもいいよ」
9さん「私もどっちでもいいよ」
よくあるこの3人のやりとり、はたして答えたふたりは本当にどっちでもいいのでしょうか。勘の良い方はもう気づかれていると思いますが、6さんの「どっちでもいいよ」は「あなたを煩わせたくないから好きなほうを選んでくれていいよ」という意味で、9さんの「どっちでもいいよ」は「私には決められないからあなたが決めてくれていいよ」の意味で言っていることが想像されます。6さんは“遠慮”、9さんは“おまかせ”が本音だったわけです。
ちなみに「どっちがいい?」とたずねている1さんは本来自分が先陣を切りたい性分なので、実は「どっちでもいいよ」の返事を聞いて喜んでいることでしょう(笑)。日頃から自分だけ突っ走ってしまって6さんや9さんからよく注意されるので、一応気をつかうフリをしてみた、といったところかと思われます^^;
別のケースを考えてみます。
「何か悩んでるみたいだけど、どうしたの?なにかあるなら聞くよ」
ありがたいお声かけですが、ちょっと待った、この人のライフパスナンバー何だっけ?3の倍数さんならご厚意を素直に受け取りたいところです。偶数さんも真剣に聞いてくれそうです。
3さんは聞いているようで実はそれほど真面目に聞いてないので遠慮なく話せます。ただ単に溜め込んでいるものを発散したいときにはもってこいです。軽く聞き流して楽しい話で気を紛らせてくれるでしょう。
なぐさめてほしいときは思いやりがあって人の気持ちを汲みとれる6さんの出番です。的確なアドバイスが欲しいときは理解力のある9さんが適役です。どん底に落ちて這い上がれないときは33さんに会うと不思議と立ち直るきっかけがもらえます。
その他、2さんも寄り添ってくれそうです。具体的に行動を起こしてくれそうなのが8さん。頼もしいです。4さんや22さんは他で言いふらすことはないので信頼できますね。11さんはアンテナの感度が高いので共感しすぎて悩みが伝染してしまうかも。重い話になりそうなときはこっちが遠慮してしまいます。
あれ?出て来てない数字がありますね?1さんと5さんと7さん、このあたりは要注意です。(※以下、あくまでも数字のニュアンスをお伝えするために誇張して書いているだけなので、該当する数字の方は怒らないでくださいね。)
このトリオは結局のところ自分優先なので、お声かけはお気持ちだけありがたく受け取らせていただきたい方々です(笑)。1さんは自分の解決案が採用されることばかり考えていますし、7さんは「ふーん、人はそういうことで悩むんだ」と自分の勉強のために聞くか、あるいは大好きな批判・ダメ出し・心情を無視した正論をまくしたてるでしょう。5さんにいたってはそもそも最後まで話を聞けず、関係ない自分の話を始めることでしょう^^;
※ 現実には、みんな社会に合わせて生きていますので数字の性質がストレートに出るわけではありません。
…すみません、大量に毒を吐いてしまいましたが^^;つまり「どうしたの?」の一言にも、本当に相手のことが心配で声をかける場合と自分が話をしたくて声をかける場合があるということです(前者で代表的なのが6、後者で代表的なのが5です)。同じ発言や行動でもその真意は人ぞれぞれ。ココロの声は数字が語っています。
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