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Q. 33は生きづらい数字なのですか?

運命数(誕生数)33の人の生きづらいところ

概要

Q. 自分は33で葛藤が多いのですが、33は何か特殊な数字なのでしょうか?

A. まずは33さんについての基本解説をご覧ください。数秘術において33はマスターナンバー(ゾロ目の数字)と呼ばれるグループに属しており、1さんから9さんまでの一連の流れとは別枠扱いになっています。その言葉の響きのせいで特殊な存在と思ってしまう人も少なくないようです。

詳しくは後述しますが、完全とも言えるほどに真逆の要素を同時に持つという点ではたしかに特殊かもしれません。ただし、それは「特別、特殊な存在」ではなく、他の数字と同様に個性のひとつとして捉えるべきものではないかと思います。33の数の性質上、生き方や社会生活がややこしくなる(自分では当たり前と思うことが人に説明しても伝わらないなど)のは否めませんが、使いこなせば強みにもなりますので決して他の数字の人より損をしているわけではありません。

人によって生まれ育った環境や他のナンバーとの兼ね合いで33を活かしやすかったりそうでなかったりすることはありますが数字そのものに優劣はありません。数字の組み合わせからどうすれば自分の持ち味を活かせるか考えてみられると良いでしょう。そのために、まずはなぜ生きづらいのかを読み解きましょう。

以下、詳細です。

6の仲間として見た場合

もともとのモダンヌメロロジー(現代数秘術)ではマスターナンバーは22までしかありません。そのため、本によっては33についての解説が書かれていないことがあります。また、モダンヌメロロジーの謎のひとつでもあるのですが、11と22を別枠扱いとした経緯も決して説得力のあるものではありません。(※)

※ いつも紹介する本ですが、数秘術の世界―あなたの人生を導く『数』の神秘をご参照ください。

勝手な想像をすると、22までとした理由は計算方法との兼ね合いもあると思います。例えば1900年生まれの人であれば生年月日を足した数字は最大でも1900年9月29日の30までです。33は原理上出てこないことになります。年代によって出たり出なかったりするのは不自然だという考えがあったのかもしれません。

話を戻すと、従来のやり方では33は一桁にして3+3=6と計算されるのですが「33は6とは違うのでは?」と感じる人が多いようで、現在では33もマスターナンバーとして扱われることが多くなっています。

どちらが正しいとも言い切れませんが、意見が割れる理由はコンパウンドナンバー(一桁にする前の数)を見るとひとつの仮説を立てることができます。

一桁にして6になるパターンは、

6→0+6
15→1+5
24→2+4
33→3+3
42→4+2

の5つです。この中で6と15になる人は希少です。1900年代の生まれの人なら1+9の段階で既に合計10ですので、年の下二桁と月と日の数字を全部足して5に収まるパターンというのはごく限られています。2000年代生まれの人にはコンパウンドナンバーが6や15になる人がそれなりに存在するのですが、まだようやく成人しようかというところですね。

そうした背景から、人口の分布で言えば6になる人のコンパウンドナンバーは24、33、42の人がほとんどです。この中で24と42は偶数の組み合わせであり、一桁にしても偶数(6)です。そして33だけが奇数の組み合わせでありながら一桁にすると偶数ということになります。その点で6グループの中では33は異質なのかもしれません。

この仮説は、コンパウンドナンバー15の人を観察してみると検証が進むでしょう。33と同じく奇数二つからの6ですので、15&33グループと24&42グループに分けることができるかどうかがポイントです。(あくまで私感ということで言えば15の人も人生の振り幅が大きく、ちょっと33寄りの要素があるようにも思いますがサンプル数が少ないので断定できません。)

コンパウンドナンバーに何らかの意味があるとすれば、奇数の数字(3)の要素を持ちつつも全体としては偶数(6)なので変化と安定能動性と受動性などの両面を同時に含むということになり、これに由来して葛藤は出てくるかもしれません。

マスターナンバーとして扱った場合

ただ、それを言えば合計数17からの8や35からの8、31からの4なども奇数二つからの偶数ですので同じような性質があるのでは?という話になります。逆に28からの1も

2+8=10

1+0=1

となり、10を経由してはいますが、元は偶数二つからの奇数なので同様に考えることができます。なので、このような組み合わせは何も珍しいことではないのですが、33にはもうひとつ別の性質があります。

33→3+3=6

合計数としてはゾロ目なので純粋に3の性質を持ち、最終形としては6の性質を持っています。この3と6の関係に注目すると、当たり前ですが

3+6=9

です。そして9は数秘術ではひとつのサイクルの完結・完了を表します。そのため、足して9になる二つの数字は補い合う、文字通りの「補完」関係にあります。

詳しくは3の意味6の意味をご参照いただきたいのですが、一般的に3は子供を、6は母親を象徴する数字と言われます。つまり自分の中に好き放題したい/人に尽くしたいという両方の要素があるということで、どっちが本当の自分か分からなくなってしまう(厳密に言うと本人はどうでも良いものの、どっちかにならないと一桁さんに対して説明がつかなかったり理解されなかったりして苦しむ)のが33さんにありがちなパターンです。

これに心当たりのある33の読者の皆様は…このようなことを言ってしまうと身も蓋もないのですが……気にしないことです(笑)

具体的な取り組み方については別記事(3ぽい33さんと6ぽい33さんの話)で触れたいと思います。ここではひとまず数字の性質上生きづらさを感じる人が多いということを理解していただければと思います。

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