Q. 彼氏はいつできますか？私の婚期はいつですか？

A. 結論から言うと、数秘術で具体的な時期を当てることはできません。

数字の意味だけを考えるとパーソナル・イヤー・ナンバー（個人年数）2や6の年が恋愛に関することに意識が向きやすいとは思いますが、恋愛や結婚に何を求めているかにもよりますし、また相手の事情もあることなので一概に言えるものではありません。

また、どの数字でも恋愛や結婚に結びつけて考えることができます。特定の数字だからダメというものではありませんので、恋愛や結婚を通して自分がどうありたいかハッキリしている場合は数字の意味から逆算して計画を立てていくと良いと思います。

以下、詳細です。

恋愛、結婚向きの数字はあるが運命を決めるものではない

数秘術には1年、1ヶ月、1日単位での社会全体や個人のテーマを見つける手法があります。社会全体のテーマはユニバーサル・ナンバー（社会周期数）、個人のテーマはパーソナル・ナンバー（個人周期数）に現れるとされています。

さて、恋愛や結婚に関しては一般庶民の場合は個人的な話になりますのでパーソナル・ナンバーを見ることになります。1日単位で見てもあまり意味がないので、年単位のパーソナル・イヤー・ナンバー（個人年数）や月単位のパーソナル・マンス・ナンバー（個人月数）あたりに注目します。

※個人年数は自動計算ツールで出せます。誕生月と誕生日だけで計算できます。

そして具体的には、2や6が恋愛や結婚に縁の深い数字です。2はパートナーシップ、6は愛情が主要なテーマになるので、単純に数字の周期だけに注目すれば個人年数2や6の年は何らかの動きがありそうな気がします。

ただし、それだけを根拠に「2の年か6の年まで待ちましょう」というのは考える順番が逆です。恋愛や結婚に限らず、数字に強制されて生きるようでは数秘術を使う意味がありません。

個人周期数は期間限定で与えられた道具のようなものです。自分が望む未来を描いて、それを作りやすくするように今持っている数字を活用するのが本来の数秘術の使い方です。

数字の巡りを意識する

例えば結婚をテーマにして各数字（個人年数）の意味を言葉にすると、

1の年…新たなスタート
2の年…パートナーシップ
3の年…人生が楽しくなる
4の年…生活が安定する
5の年…生きる勇気が湧く
6の年…愛を注ぐ
7の年…生まれてきた意味を実感する
8の年…豊かになる
9の年…人生の節目（一区切りつく）

※あくまで一例であり、他の解釈も可能です。自分で解釈を考えたい方は各数字の意味もご参照ください。

というように、どの数字でも結婚する意味を見いだすことができます。なので、2や6は多少他より確率が高いかもしれませんが、そこにこだわらずに自分に一番しっくりくる時期を選ぶことをおすすめします。

また、自分でも結婚してどうなりたいかよくわかっていない場合や周囲の事情で時期がずれ込んだりする場合は流れに身を任せて、その年の数字が自分の結婚後の生活に与えられたテーマだと解釈しても良いでしょう。

物事の良し悪しを決めつけることなく年月日の切り替わりとともに移り変わっていくテーマを知れるのが数秘術です。

例えば「結婚して安定したい」と思っている人が今年の個人年数が1だった場合は

1の年…今のうちに新しいことを始める
2の年…1の年に始めたことがきっかけで縁のありそうな人と知り合う
3の年…2の年に仲良くなった人と楽しく過ごす
4の年…3の年で良い将来をイメージできたら結婚

…というように1から9までの数字の巡りを意識しておくと、今すべきことが自然と見えてくるのではないでしょうか。

相手の方の事情や環境要因に振り回されることも多いと思いますが、今後の道しるべになれば幸いです。