ちょっと予言めいたことを書き連ねてしまいましたが、今度は一転して既存の計算方法に自分なりの手法を加える話をします。数秘術のなかで代表的な存在のモダンヌメロロジーやカバラ以外にも亜流やオリジナルの手法が存在します。鑑定する側も人間なので、数秘術師の感性によって計算方法や数字の解釈のしかたに一部違いが見られます。筆者自身も一般的な方法に対していくつか疑問を抱いていることがあります。
そのひとつが2・11問題です。2・11問題というのは筆者が勝手につけた言葉ですが、ライフパスナンバー(LP)が11になる人の中には「2の方が自分に近い気がする」という人がたまにいます。こちらから見ていて「どちらかというと2っぽいなあ」と感じる人もいます。そもそも2と11は近い(というか11の人には2の要素がある)のですが、微妙な印象のずれが気になります。
そこで、オリジナルの計算方法を考えてみることにしました。普通はライフパスナンバーを計算するときは生年月日すべての数字を足してから一桁にします。それを応用して、年+月+日の足し算をしてから一桁にするという手順で計算します。分かりにくいと思うので例を出しましょう。
1981年9月19日生まれの場合
普通の計算方法
1+9+8+1+9+1+9=38
→3+8=11
年+月+日の方法
1981+9+19=2009
→2+0+0+9=11
1978年1月21日生まれの場合
普通の計算方法
1+9+7+8+1+2+1=29
→2+9=11
年+月+日の方法
1978+1+21=2000
→2+0+0+0=2
1962年2月18日生まれの場合
普通の計算方法
1+9+6+2+2+1+8=29
→2+9=11
年+月+日の方法
1962+2+18=1982
→1+9+8+2=20
→2+0=2
同じLP11の人でも、年+月+日の方法で計算すると2になる人と11になる人が出てきます。これによって実質的に2のような気がする11(隠れ2)をあぶり出せないだろうか、というアイデアです。
サンプル数が少ないので確証はありませんが、なんとなく傾向として年+月+日の方法で11になる人はノーマルタイプ(地球人タイプ?)の11さんで、この系統の人は目に見える形で1のエネルギーを消化しているように感じます。逆に年+月+日の方法で2になる人は一芸に秀でたところやスピリチュアル要素があったりする、絵に描いたような11さんであることが多いように感じています。
これと同様の話で6・33問題もあります。33的な6の人もいれば、6っぽい33の人も決して多くはないですがときどきいます。6と33についてはさらに複雑になるのでここでは説明しませんが(抽象的な説明になってしまっていますが)6か33か?というよりも別の観点からの分類があるように思いますし、何か画期的な計算方法が見つかれば数秘術はもっと進化しそうな気もします。
…数秘術入門サイトとしてはあまり細かい議論をしても意味がありませんのでこれぐらいにしておきましょう。2と11の話はあくまでも個人的な感覚によるものですので、他の人が見たらまったく当てはまらないかもしれません。違うと思ったら軽く聞き流してください。それでは、次章では実際どういうふうに数秘術を活かせばいいのかという話に入っていきましょう。
関連:ゾロ目についての考察記事を追加しました。なぜゾロ目(マスターナンバー)は一桁にせずそのままにするの?
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