ただ生年月日の数字を足すだけのキャラクター分類が、なぜか非常によく当たります。統計的に調べてみたら(なぜか分からないが)そうなっていたということなんでしょうけども、解説本を見せると多くの人が「自分のことを見て書かれているみたいだ」と驚きます。自分の数字の解説が気になる!という方は、4-2.12個の数字の意味・ニュアンスを知るあたりを先にご覧ください。
さて、この謎めいた数秘術に対してみなさんの頭の中にも既にいろいろな疑問が湧いているのではないでしょうか。
疑問その1「なぜ西暦で計算するのか」
…そもそも西暦というのはキリスト教由来のカレンダーであって、西暦が作られた舞台からすると地球の裏側に住む日本人がなぜそのままの計算方法で使いまわせるのか?それなら平成や昭和で計算する方が自然だし、もっと言えば皇紀でも良いのでは??という話にもなってきます。
疑問その2「年、月、日の数字を足すことにどんな意味があるのか」
…百歩譲って仮に西暦基準が世界共通で使えるとしても、年と月と日は別物ではないのか?なぜ全部を足すのか?
疑問その3「なぜ最終的に一桁に持って行くのか」
…しかも、数字を足し合わせた結果で判断するのはなぜ?(これについては多少の説明がつくのですが、説明したところで根本的な解決にはならないので省略します。)
疑問その4「なぜゾロ目が特殊なのか」
…その足し合わせた結果のゾロ目に、一体何の意味があるの??(別途、ゾロ目について考察しています。)
などなど、1-1 生年月日をもとに12種類に分類する占いで書いたことのすべてが素直に飲みこめない話だと思います。根拠の有無で言えば、科学の視点からするとまったく信憑性がありません。将来的には何らかの裏づけができるようになるのかもしれませんが、少なくとも2016年時点では万人が納得できるものでは決してないのです。
それでも、当たるものは当たる。気持ち悪いぐらい当たる…。納得できずとも「実際に役に立つのだから細かいことは追求せずに使いましょう」というのが現在の数秘術師の考え方のようです。数秘術も感覚的統計(科学的な統計とは言いづらい)として調べてみるとたしかに数字と人物像の関係が見られます。占いの多くがそういった感じで使われているのでしょうが、その傾向を利用すると有益なツールになり得ます。
…と言われても、やっぱり腑に落ちませんか?ええ、筆者もいまだに腑に落ちていません(苦笑)。ただ、数字の影響を信じざるを得ない状況に出くわすたびに「うーん…」と反論の言葉を失います。そのエピソードは折に触れてお話していきたいと思いますが、まずは深遠な数字の世界に入っていきましょう。
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