英語のmaturityはあまり馴染みのない単語かもしれませんが、成熟という意味です。ナンバーの計算方法は簡単で、ライフパスナンバー+ディスティニーナンバーです。略して書くときはMで表記します。
30代ぐらいからこの数字の要素が出てくると言われています。一応計算式があって、36からライフパスナンバーを(ゾロ目の場合は一桁化してから)引いた数が、マチュリティーナンバーの入り口に立つ年齢だということになっています。ただ、徐々にその要素が出てくるという性質上、傍から見ていてもあまり厳密に分かるものではありませんので、目安ぐらいに思っておきましょう。
話を戻してマチュリティーナンバーを出す計算式について考えると「ライフパスナンバーの行動パターンをもとにディスティニーナンバーで表されていることを断続的にやっていけば、いずれマチュリティーナンバーに行き着くであろう」という意味で作られた数字であることがわかります。
ちょっとイメージが湧きにくいかもしれませんので、例を挙げて考えてみましょう。LP5、D6の人であれば、5+6=11になります。5は情報の出入りが激しく行動的・社交的で活発な数字です。6は思いやりや愛情の数字です。LP5の人は、情報収集したり現場主義で経験を積んだりして勉強熱心です。D6の人は、困っている人がいたら助けずにはいられません。
そんなLP5、D6の人が行き着くところは「どうすればもっと効率的に、たくさんの人の力になれるか」というテーマでしょう。D6は医療関係や教育の仕事に向いています。学校の先生であれば、いじめの問題で窮することがあるかもしれませんが、そこでテーマになるのが11、つまり直感と気遣いだということがマチュリティーナンバーから読み取れるのです。
今まで情報をベースにして乗り越えてきたLP5の先生にとっては「子どもの心の微妙な変化を感じ取ったり、なんとなく教室の雰囲気がおかしいなと気づいたりすることで早めに問題に対処できるようになるだろう」と気づいて、だんだんとそれができるようになってくるというストーリーを描くことができます。そして、そのシナリオが始まるのが36-5=31歳ぐらいからだと予想できます。
もちろんストーリーはひとつではありませんし、具体的に描こうと思えば本人の生き方をよく理解しなければこのような想像は机上の空論に終わります。ただ、それでも、なんとなくの方向性がイメージできるというのは特にまだ若い方の場合は今後を生きていく上での参考になるでしょうから、ぜひ活用していただければと思います。
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