2-1.自分のことが解って生きやすくなる

数秘術を知るメリット

細かい話は一旦置いといて、一体この数秘術が何の役に立つのでしょうか。さきほどから有益有益と言っていますが、第一に、自分のことを客観視できて得手不得手や心の満たされどころなどがよく分かるようになります。

自分を知る…それは、人なみの悩みや不満を抱えて愚痴をこぼしながらも毎日普通に生活できている人にとってはそれほど必要性を感じないことかもしれません。しかし「今の世の中は生きづらい、馴染めない」と思っている人にはとても大事なことです。

数秘術の概念からすると、もしこのサイトを読まれているあなたが人間社会での生き方が難しいと思っていても、その原因は必ずしもあなたにあるのではなく目に見えないもっと大きな力の作用によるものだという結論になるかもしれません。

個性を伸ばすための数秘術

筆者も実はこの話に該当する一人です。数字で言うとライフパスナンバー（生年月日を全部足した数字）は33です。ゾロ目はちょっと特殊だと書きましたがゾロ目のなかでも33は一番大きい数字で、いわゆる「不思議ちゃん」や「宇宙人」が多いと言われています（笑）

33の人の傾向として、常識に縛られるのが苦手です。世間に納まって生きようとすると本来の能力が発揮されません。周りに合わせることが求められる人間社会では生きにくさを感じるのも無理はありません。

こういう人間に対して、丸く収まる方向に努力をさせたり手助けをするのが一般的な発想ですが、数秘術は逆に「特徴をもっと研ぎ澄ませ」とメッセージを放っているのです。「どの数字の人も、その数字らしさが出ているほど自然な状態でいられる。もっと際立つために努力をしろ」と言っているのです。

勘違いしてはいけないのですが、生まれ持った数字のキャラだからそのままでいい、怠けても問題ない、という話ではありません。自分の数字を活かすためにはそれなりの努力が必要になります。しかし、なんとなく世の中に合わせるための努力をするのか、自分を活かすための努力をするのか、どちらを選びますか？同じ努力をするのであれば後者に費やしたくないですか？

…という勧誘めいた問いかけはほどほどにして^^;、筆者自身が数秘術で救われた経験があるので「なんで自分はこんなに変なんだろう…」と悩んでいる方や周りにそういう人がいるという方に、ぜひ知っていただきたいと思っています。